目次に戻る

動く植物 | 果報は寝て待て 第2回目

JPN Kasai

今年は雪が多かった。ここ2,3年は暖冬だったこともあってか、寒さがより身に染みた。そんな寒さの中でも庭の野菜はスクスク育っている。特にカブと大根、ヤバすぎ。こんなに雪降ってる中でも育つってどうなってんの。生物として強すぎない?カブや大根は寒さに強く、むしろ寒いほうが甘みが増して美味しくなるというのは話としては知ってたけど、実際に目の当たりにすると意味不明。今年はこの辺りにしては雪が積もったほうやのに、その雪をものともしていない。これって人間で言うたら裸で雪の冷たさに耐えてるようなものなのでは。

盛り上がってきたカブたち
盛り上がってきたカブたち

それともこちらが思い違いをしてて、植物のあの形態は裸というよりも温度調節機能完備のボディスーツ的なものなのだろうか。ドラえもんワールドの22世紀の人々が着ているようなやつ。見た感じ生感があって寒いんちゃうかなーって気持ちになるけど全然へっちゃらなのでそうなのかもしれない。機能的すぎ。一応雪の最中では野菜の葉も冷たさでヘタってるけど、そのあと晴れ間が少しあればまたシャキッと戻っている。植物、思っているよりもダイナミックに動く。

これは何者かに食べられたカブ
これは何者かに食べられたカブ

そんなこんなで葉がある程度大きくなってきたので収穫も期待できそうだ。ただ今回はろくに土の中の石を取らずに植え付けをしたので一体どうなっているのか別の意味でも期待がある。根菜は土の中に石があるとそれを避けて育つのでウニョーンと股のような形になる。スーパーではあまり見かけないような形のものが取れるのではと密かに期待している。そういえば大根の葉も収穫できるのか。じゃこと一緒に炒めるとうまいのでこれはうれしい。もしやカブの葉も食べれるのかな。というかそもそもカブを買うこと自体あまりないけどどうやって食べようかな。やっぱり煮物かな。どちらにしても楽しみだ。